神戸で金買取する前に:金が錆びる可能性とその対処法について

ジュエリー

一般的には金は錆びないと言われていますが、金の純度によっては錆びてしまうものもあります。
せっかくのアクセサリーが錆びてしまってはもったいないです。神戸で金買取をする前に、錆の原因と対処法を抑えて高価買取に繋げましょう。

そもそもなぜ金属は錆びてしまうのか

金属は空気中の酸素と水分が反応して酸化し、その酸化した部分が錆となります。
金属の性質上錆びやすいものと錆びにくいものがあり、金は金属の中でも錆びにくいものとして有名です。
私達の周りにある鉄や鋼もまた、化学的には錆びやすいとはいえません。ただ実際には錆びついているものを目にすることも多いです。
その理由としては日本の気候が一因となっています。
先に述べたように金属は水分に反応しますので、日本のような高温多湿の気候では鉄や鋼は錆びやすくなってしまいます。
街の屋根や看板などに鉄や鋼がよく使用されているので、錆びているものを目にする機会が多いです。

金は錆に強いが・・・

金は錆びにくい金属ですが、アクセサリーとなると少し変わります。
金の性質上、純度が高くなると錆びにくくなります。ただ、純度が高いと柔らかくなる性質も持ち合わせているため、アクセサリーにはあまり適していません。
そういった理由もあり、金のアクセサリーには他の金属が混じっているものが多いです。
この混じっている金属のことを割金といい、この割金こそが金が錆びる原因となっています。
金は錆に強いですが、アクセサリーに使われている金の錆やすさは、純度によって変わるといえるのです。

金のアクセサリーが錆びる・変色する主な理由

ここでは金のアクセサリーが錆びてしまったり、変色したりする理由をご紹介します。
神戸でせっかく金買取をしようとしても錆が付いてしまっては価格が変わってしまうおそれがあります。
また自分がいざ身につけようと思っても錆びついた状態では身に付けられない方も多いと思います。
そのようにならないためにしっかりと錆びたり、変色したりする原因を抑えておきましょう。

湿気が多い

先程も述べたように日本は高温多湿の気候ですので、湿度が高くなっています。
金のアクセサリーの場合はそこまで心配する必要がありませんが、金の純度が低い、または混ざっている金属が錆びやすい金属であれば、注意が必要です。
酸化しやすい金属として銀やパラジウムなど、酸化しにくい金属として銅やニッケルなどがあります。

素手で触れている

素手で触れてしまうと、金に皮脂や汗が付いてしまい、変色の原因となり得ます。
体に身につけるものですので、素手で触れないというのは難しいです。
ただ、出来るだけ素手で触れないようにすることは可能ですから、不用意に触らないよう気をつけましょう。

汗や雨、温泉

汗や雨、温泉も錆・変色の原因となります。
汗をよくかく人はアクセサリーに汗がなるべく付かないような工夫が必要でしょう。
また酸化が原因で錆は起きますが、変色は酸化ではなく、硫化や塩化の可能性もあります。
酸化は酸素に反応しますが、硫化と塩化は硫黄と塩素に反応して起こるものです。
アクセサリーを付けたまま温泉に入ったり、塩素系の漂白剤を触ったりしてしまうと、硫化や塩化が起こるおそれがあります。
これらの硫化や塩化の起こりやすさも、割金によって異なり、特に銀は硫化と塩化が起こってしまうことがあるので注意が必要です。

対策・対処法

金のアクセサリーの錆や変色は、正しい対策をすれば防ぐことが出来ます。
自然に錆びてしまったり、変色したりすることもありますが、人的要因であれば対策は可能です。
ここではその対策についてご紹介します。
また、どんなに気をつけていてもアクセサリーが錆びてしまったり、変色してしまったりするときもあるでしょう。
ここでは、その時の対処法も含めてご紹介します。

すぐに汚れを拭き取る

汗や皮脂、水分などがアクセサリーに付着してしまったらすぐにきれいで柔らかい布などで拭き取るようにしましょう。汚れが長く付着してしまうと、反応が始まっていきますのでなるべくすぐに拭き取りましょう。また、硬い布で力強く拭いてしまうと、アクセサリー自体に傷がつくおそれがありますので、柔らかい布にしましょう。錆や変色を防ぐためにはこういった原因を断ち切ることが一番の対策と言えます。

自分のアクセサリーの特徴を知る

先程も述べたように、割金の種類によって錆や変色の原因は異なります。
ですから、自分の金のアクセサリーがどの原因で錆びたり変色したりするのかを知ることで、適切に防ぐことが可能です。
多くの金のアクセサリーには刻印があり、その刻印で確認することが出来ます。
また、自分ではよく分からなくてもそのアクセサリーを買ったお店に問い合わせても確認することが出来ます。
自分の持っているアクセサリーの特徴をしっかりと抑えておきましょう。

作業するときは外す

作業する時に水に触れたり、汗をかいたりするとアクセサリーに付着してしまいます。
これらを防ぐためには、身に付けないのが一番です。
作業するときに限らずともアクセサリーを付ける必要のない時には外すようにすることで汚れる可能性を低くすることが出来ます。
自宅に帰ってきたらすぐに外す、出かける直前に身につける、などのように習慣づけアクセサリーを錆や変色から守りましょう。

専用クリーナーを用いる

錆や変色が起こってしまったら、アクセサリー専用のクリーナーを使ってきれいにしましょう。
専用のクリーナーには研磨剤などが含まれているので、軽度の汚れであればきれいにすることが出来ます。
神戸で金買取をする前には自分で綺麗にできる程度の汚れは落とし、買取りに備えましょう。
またアクセサリーの錆や変色を防いでくれるものもあるので、専用のクリーナーと併用することもおすすめです。

業者にお願いする

錆や変色がひどいようであれば、自分の力だけで取り切るのは中々難しいです。
また、あまりに汚れが酷いと、自分で身につけられませんし、神戸での金買取にも影響が出てしまいます。
ですから、錆や変色がひどいようであれば、業者を頼るのが一番無難です。
もし、自分でやろうとするとアクセサリーを傷つけてしまったり、壊してしまったりするおそれがあります。
そうなると、せっかくのアクセサリーが台無しになり、価値も落ちてしまうので注意が必要です。
業者であればアクセサリーのプロですので、安心して任せることが出来ます。

保管方法も重要

アクセサリーを錆や変色から守るには、保管方法も重要になってきます。
可能であればアクセサリー専用の保管する箱を買い、そしてアクセサリーを一つ一つ個別に保管するのがおすすめです。
アクセサリーを適当な場所に保管してしまうと汚れる可能性がありますし、個別に保管しないと他のアクセサリーと絡まり、取る時に引っかかって傷がついてしまう可能性もあります。
アクセサリーを守るためには、専用の箱を用意し、個別に保管するのが良いです。
専用の箱を用意できなくても、柔らかい布製の袋などに入れて保管しても大丈夫です。
また、ブランドのアクセサリーの場合、付属品として付いてきた箱などは捨てずに持っておくことで、神戸での金買取の際にはプラスになります。

まとめ

神戸で金買取をするためには、まずは金のアクセサリーの状態をしっかりと保つことが重要です。
金は基本的には錆びにくいですが、割金の種類によっては錆びやすくなったり、変色したりしてしまいます。
こうならないためにも、それぞれのアクセサリーに合ったお手入れが必要です。
しっかりとお手入れをしていい状態の金にあることで、神戸での金買取にもプラスに働きますし、自分が身につけるときにも気持ちよく身につけることが出来ます。